コーラスエフェクターレビュー! Mad Professor Electric Blue II

コーラスエフェクターレビュー! Mad Professor Electric Blue IIアイキャッチ エフェクター

定番のコーラスがピンと来なかったんだけど、
他におすすめってあるかな?

まほべあさん
まほべあさん
るきべあさん
るきべあさん

そんなあなたには、
Mad ProfessorのElectric Blue IIがおすすめ!

コーラスエフェクター、どれか1つを選びたいけど、
定番のものの中に好みが見つからないってことありませんか?

ここで紹介する
Mad Professor Electric Blue II
が、もしかすると合うかもしれません。

定番とは違う音質や、コントロールの多さが、
おすすめのポイントです。

人とは違った個性的なサウンド作りや、
エフェクターボードの中でのアクセントになりますよ!

Mad Professor Electric Blue IIとは

Mad Professor Electric Blue II 実物写真

フィンランドのエフェクターメーカー、
Mad Professorのコーラスエフェクターが
Electric Blue IIです。

初代のElectric Blue Chorusは既に販売終了しており、
コーラスエフェクターの現行機種は、
このElectric Blue IIになります。

こんな方におすすめ

Mac Professorのプロダクツは全体的に、
「通むけ」
な感じで、使いやすく、万人にウケるというよりは、
いろいろ試したけど、これがツボだったという
玄人感があります。

このコーラスも同様に、
ELECTRO-HARMONIX SMALL CLONEのような、
エグい派手めなサウンドとは対極の、
繊細で美しいサウンド
です。

仕様はフルアナログ

コーラスエフェクターには、
アナログタイプデジタルタイプがありますが、
こちらは、アナログタイプです。
温かみのある音が期待できますね。

実際は、外観の色が心理に影響しているのか、
こってりアナログというよりは、クールな印象でした。

以前の機種、Electric Blue Chorusとの違い

前述の通り、この機種には初代のElectric Blue
があります。

IIには
TONEノブ
VIBRATOスイッチ
が追加されています。

他のコーラスエフェクターとの違い

コーラスエフェクターとして基本の
DEPTH
SPEED(Rate)

に加えて

MIXTONEのノブが加わっていて、
コントロールできる要素が多いです。

また、後述するビブラートモードも搭載しています。

見た目もメタリック感のあるブルーが美しいわ!

まほべあさん
まほべあさん

コーラスエフェクトの設定、使い方

コントロールノブが4つあり、
コーラスエフェクターとしては多めですが、
慣れると直感的に設定可能です。

コントロールノブ

DEPTH – かかりの深さ
SPEED – 揺らぎのスピード
MIX – エフェクト音とのブレンド具合
TONE – トーン調整

の4ノブで設定していきます。

ノブは多いですが、DEPTH/SPEEDで基本設定をしてから、
TONE/MIXで調整していくと、感覚的に扱えると思います。

おすすめ設定その1. カート・コバーン風設定

Electric Blue II - カート・コバーン風設定

DEPTH:10時半
SPEED:9時
MIX: Max
TONE:10時半
CHORUSモード

言わずと知れた「Come As You Are」風の設定です。
オリジナルと比較すると、上品にアップデートした感じですね。

るきべあさん
るきべあさん

意外と派手めの設定もバッチリだね。
音質がとてもいいです。

おすすめ設定その2. スティーヴィー・レイ・ヴォーン風設定

Electric Blue II - スティーヴィー・レイ・ヴォーン風設定

DEPTH: 10時
SPEED: 8時
MIX: 9時
TONE: 13時
CHORUSモード

スティーヴィー・レイ・ヴォーンは、
デヴィッド・ボウイの「レッツ・ダンス」に参加した時に、
ディメンションタイプのコーラスをかけていたと言われています。
コーラスエフェクトの種類自体は違いますが、
MIXレベルを下げることによって、
ディメンションタイプのような、さりげない演出も可能です。

MIXノブで薄めると隠し味的に使えていいわね。

まほべあさん
まほべあさん

完全独立回路のビブラートモード

おまけとして、搭載されることもあるビブラート機能。
Electric Blue IIでは独立回路で搭載されているので、
ビブラート専用ペダル並みの設定が可能です。

VIBRATOモードはエフェクト音のみの出力となり、
MIXノブはVOLUMEノブとして機能します。

おすすめ設定 ツインピークスのテーマ風

Electric Blue II - ツインピークスのテーマ風

DEPTH: MAX
SPEED: 12時
MIX: 12時
TONE: MIN
VIBRATOモード

90年代のアメリカンドラマ、ツインピークス風の設定です。
本来はトレモロを使用するところを、
このようにビブラートで再現すると新鮮ですね。

るきべあさん
るきべあさん

6弦をCまでダウンチューニングすると、
あのテーマが弾けるよ!

Mad Professor Electric Blue II コーラスエフェクターまとめ

Mad Professor Electric Blue II コーラスエフェクターについて、
レビューさせていただきましたが、
メリット/デメリットは以下の通りです。

メリット

  • これでしか得られない上品なサウンド
  • MIXノブでさりげない効果も可能
  • TONEノブでエフェクトの音質をコントロール可能
  • 独立回路のビブラートモードは、おまけ以上の効果

デメリット

  • エフェクトをオンにすると音量が上がる
  • サイケデリックなエグい設定は不向き

エレハモ/BOSS/TC Electronic等の定番コーラスがピンと来なかった方、
コーラスエフェクトのピッチの揺れ具合が生理的に得意でない方、
そんな方に試していただきたい、
上品で繊細なコーラスエフェクターだと思います。

るきべあさん
るきべあさん

ヴィンテージの名機とは、
また違ったサウンドだね。

これをきっかけに、
Mad Professorにハマりそう!

まほべあさん
まほべあさん

定番のコーラスエフェクターについては、以下の記事を是非ご覧ください。

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