DTMを始めると、ソフトに最初からついているサンプル音をいろいろいじって楽しめますよね。
ただ、量が増えてくると、サンプル管理ソフトを使って整理しておいた方が楽な場合も。
今回は、そんな管理ソフトを幾つか紹介します。
みるみるうちに増えていく、オーディオサンプル
私はドラムをワンショットの素材で組むことが多いのですが、そうすると、キックはあれで、スネアがこれで、、、と選んでいき、曲とのマッチングをつきつめていくと、DAWに最初から入っているものでは物足りなくなることがあります。
そんな時はフリーの音源を探すか、気に入ったものがあればサンプルを購入することになります。それと、時折、無償配布みたいなものがあったりして、気が付くとどんどん増えていくのがサンプル素材です。
あの時のあれ、どこにあるんだっけ?とか、いつ取ってきた何のものだっけ?とか、もう迷路もいいとこ。こりゃなんとかしなくてはならない! と気づいてから、サンプル管理ソフトを導入してみました。
(あぁ〜、もっと早くこれに気づけば良かった)
というわけで紹介です。
ADSR Sample Manager
こちらはサンプル素材、プラグイン等を販売しているADSR Soundsがリリースしているソフトです。
使い方はとてもシンプル。
自分がサンプルを保存しているフォルダを”+ADD LIBRARY“で追加したら、あとは各サンプルをクリックして確認していくだけで、目的の音を探していきます。矢印キーで、はい次、とどんどん送っていって聴くことができます。
おそらく、どのDAWでもこういう操作はできると思うんですが、やはり専用ソフトだと画面いっぱい使えるので楽ですね。波形の様子もちゃんと確認できますし。
MUTANT
ソフトウエア、プラグインのダウンロード販売サイトSONICWIREが提供するソフトです。
これ、唯一、日本の販売サイトが提供している日本語対応ソフトなんですよ。安心ですねー。
こちらもシンプル! 見た目がWindowsのデスクトップに似ているので安心感があります。
これ、ディレクトリを選んで再生ボタンを押すと、、、何と!次々と再生されるんです。仕入れたサンプルの中身をザッと確認したいときに腕組みして聴くだけでOKです。もちろん急ぎたい時は矢印キーでドンドン飛ばしていけます。
私は波形を見て確認したいので、波形の列はファイル名の次に表示されるように設定しています。それは、画面下の方に並んでいるとっても小さなアイコン。なにやらエクセルみたいなアイコンです。マウスを持っていくと「表示列の設定」と案内が出てきます。そうです!それがしたかったんです。エクセルみたいに列の移動。これで好みになりました。
番外編、サブスクサービスLoopcloud
Loopcloudはサンプル素材販売サイトLoopmastersよりリリースされているソフトです。
以前はフリープランがあったのですが、残念ながら課金によるサブスクリプションサービスのみとなりました。
ループ素材をDAWとリンクさせて、作っている曲のキーやBPMに合わせてくれるのがとても便利です。
Loopmastersで販売されている素材も試聴することができて、1素材単位で購入することができ
るので、この素材だけ欲しい!なんて時は経済的ですね。ローカルのサンプル管理も、もちろんできますよ!
上記2つのサンプル管理ソフトと違って、こちらは編集機能がもりだくさんです。
私は好みでスキームをダークに変えています。この方が目に優しいです。どうしてもサンプル探
しは時間がかかったりファイル名を凝視するので、この機能は嬉しいです。
14日間のトライアル期間があるので、その間試してみるのもありです。タイミング良ければ、一か月間無料のこともありますよ!
サンプル管理ソフトのまとめ
目に優しいスキンのADSR Sample Managerか
日本語で安心のMUTANTを選ぶと良いと思います。
機能に満足できなかったり、Loopmastersのサンプルも扱いたければ、Loopcloudに課金するのもいいでしょう。
いづれか一つでも良いですが、併用もありなんじゃないでしょうか?
蛇足ですが、私は最初管理をさぼっちゃった反省から、最近はエクセルでサンプルパック名、内容、提供元、導入日を入力してまとめています。
みなさんも自分に合う管理方法を探ってみてください。
サンプルの扱いがうまくなってきたら、リミックスとかにチャレンジすると、音楽制作スキルはガンガン上がりますよ! コンテストについては以下の記事を参照ください。
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