Endless Smile(エンドレス・スマイル)は、EDMトラック制作に効果バツグンな、エフェクト系プラグイン。安い、使いやすい、可愛い、の3拍子がそろっています。今回は、その使い方はもちろん、お得なセール情報までお伝えします。
テンション爆上げ!!EDMトラックメイカー愛用プラグイン
DJデュオ、DaDa Lifeの監修プラグイン第二弾、その名もEndless Smile(エンドレス・スマイル)。
発売当初から気になっていたのですが、購入には至らず、1年あまりが経過しておりました。
そもそも、Endless Smileが何かというと、ディレイ、リバーブ、サチュレーション、フィルター、ノイズモジュレーター、が1つになった、複合型のプラグインです。ツマミ一つで楽曲のダイナミズムが出せるというスグレモノ。
他の方法で同じことをしようとすると、エフェクト系プラグインをいくつも重ねてそれぞれ設定をし、オートメーションをかけなければなりません。これでは手間もCPU負荷もかかりますね。
Endless Smile、どういう時に使う?
Endless Smileは、EDMの楽曲の「ビルドアップ」のセクションで使う人が多いです。「ビルドアップ」は「ドロップ」と呼ばれるサビの手前のテンションを上げていくパートのこと。例えるなら、ジェットコースターの坂を下る前の登り坂のことですね。
ビルドアップからドロップに向けて盛り上げていきたいのに、どうしても盛り上がらない!皆さんはそんな経験はありませんか?
私の場合、エフェクト系のプラグインを何段も重ねたり、音源やSFXを追加しても効果がなかった時に、このEndless Smileが一発で解決してくれました!
リミックスコンテストのトラックを作っている時、必要に迫られており、もう拝み倒す勢いでした!
EDMの楽曲は、ダイナミズムありきなので、このプラグインはマストと言っていいかもしれません。
Endless Smileは使い方が超簡単!
使い方はとっても簡単。曲のシーンに合う好みのプリセットを選んで、「Intensity」のツマミを回すだけ。プリセットは・・・
・SOFT
Fist in the Air
Helium Jumping
・MEDIUM
No Limit
Face Melting Joy
・HARD
Smack In the Face
Broken Teeth
・EXTREME
Dada Dynamite
の7種類。SOFTからEXTREMEにかけて過激になっていきます。薄味なものからほぼライザー?ってくらいパンチが効いているものまでそろっています。数々のエフェクトが内部で組み合わさって、複雑な効果を生み出しています。
その中でも、私のお気に入りは、Dada Dynamite!
これを薄めてイントロの出だしやエンディングにかけたりします。EDM制作向けのプラグインというイメージが強いですが、EDMじゃない曲にも、すごくはまる瞬間があります。
やっぱりオートメーションは必要!
ただ、そのままだと永遠に曲全体にかかってしまうので、オートメーションをかけなければいけません。曲中のかけたい位置からオートメーションを使って、かける値を上げて行きます。
オートメーションがすすむにしたがって、しょんぼりしていた画面の坊やがご機嫌になっていくのも楽しいです。
しょんぼり姿が・・・にっこり! バンザーイ!!
私はマスタートラックにインサートして、音源全体にオートメーションで設定しましたが、ドラムパートだけにかけたり、シンセのパートだけまとめてかける人もいるみたいです。楽曲やジャンルによって、いろんな使い方が試せそうですね。
弱めのプリセットを最大限にかけるか、モリモリなプリセットを弱めにかけるかは好みが分かれると思いますが、個人的にはモリモリなプリセットを弱める方が効果が得やすいです。是非お気に入りのプリセットを見つけてくださいね。
購入する際にはSausage Fattenerと一緒に買うと、単品で買うよりもお得ですよー。
以下のサイトから購入できます。
Endless Smile 使い方まとめ
Endless Smileは、使い始めて1分程でマスターできるという、稀有なプラグインです。安い、使いやすい、可愛いの3点盛り。EDMのジャンルで使うことが多く、リミックスコンテストの際はお世話になりました。ただ、ポップスのイントロとエンディングに使っても、意外とはまりますよ。
使い方は、この2ステップ
- プリセットを選ぶ
- 「INTENSITY」のツマミを回す
唯一の手間は、オートメーションを書かなければならないところですね。ただ、大体使うのはビルドアップか曲の節目なので、とても感覚的に操作が出来ます。聴きながら値を調整していくと、最終的にそれっぽくいい感じに仕上がります。過激なプリセットを弱くかけるのも、穏やかなプリセットをフルでかけるのもどっちもいいので、いろいろ試して好きなものを選んでください。あとは、曲のジャンルや好みに合わせて使い分けてくださいね。
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