DTMを始めたころにぶち当たりがちな壁。それがベースだと思います。
良質な音源はやっぱり高くて、買うのに勇気がいりますよね。
そんなあなたにおすすめなのが、音質が良くコスパがいいAMPLE BASSです。
AMPLE BASSシリーズ中、イチオシ音源は?
AMPLE BASSは、エレキベースだけでも、
・Ample Bass Jaco Fretless
・Ample Bass Yinyang
・Ample Bass J
・Ample Bass P
と4種類のあります。その中で、今回はAMPLE BASS J IIIを例にとって、特徴や使い方をご紹介します。
名前を見ただけでグッと来る? プリセットの紹介
デフォルトの状態でもとてもリアルな音が出るのですが注目すべきはそのプリセット名。”Get Lucky“や、”Billie Jean“など、有名曲の名前がついていたりするので、見ただけで、音色のイメージがつきます。こんなに豊富にプリセットがあれば、何かしら自分の好みのものにたどり着きそうですよね。
豊富なアーティキュレーションで演奏方法の指定が可能
アーティキュレーションの設定で演奏方法の指定をすることができます。アーティキュレーションとは音楽の演奏技法において、表情をつけるという大事な役割があります。これによって、打ち込みといえど、生演奏の楽器の音にグッと近づけることが出来るんです!
Ample Bassにおいては、使えるアーティキュレーションは以下の通り。かなり豊富にありますね。
これだけあれば、憧れのベーシストのクセを真似して、なんてことができるかもしれません。
- C0: Sus(サスティン)
- C#0: NH(ナチュラル・ハーモニクス)
- D0: PM(パームミュート/デッドノート)
- D#0: SIO(スライドイン/スライドアウト)
- E0: LS(レガート・スライド)
- F0: HP(ハンマリング・オン/プル・オフ)
- F#0: Rep(リピート)
- G0: Slap(スラッピング)
- G#0: Artificial Harmonic(アーティフィシャル・ハーモニクス)
- G#0: Tap(タッピング)
- A0: POP(ポッピング/スラップ・デッドノート)
※ピアノロールのアルファベット表記のポジションは、DAWによって異なる場合があります。マニュアルの位置でアーティキュレーションが機能しない場合は、オク上/オク下でお試しください。
リフはお好きですか? RIFFERパネルでベースのリフを作っちゃお!
プラグインの左上、左から2番目の、RIFFERパネルのマークをクリックして開くと、リフを作成して編集することができます。最長で8小節出来ます。Ample Bassの面白いところは、Riff Diceというサイコロを振ると、リフが自動的に生成されるところ。パネルの上で右クリックすると、Eraser(消しゴム)などの編集機能が出てくるので、ちょっといじってからMIDIとしてピアノロールにドラッグアンドドロップすると、あっという間にフレーズが出来上がります。
タブ譜の取り込みも可能Tab Playerパネル
Ample Bassには、なんと、タブ譜のスコアを読み込み、再生できるという機能があります。それが、Tab Playerパネル。編集ソフトGuitar Proを使って作成したタブ譜を読みこむとあら不思議! その通りに音がなるんです。
※読み込み可能なファイル形式は、gp3/gp4/gp5/gpxです。Guitar ProのExport(書き出し)からGPX/GP5に書き出し可能です。
ベースアンプと言えばAmpeg! アンプシミュレーター搭載
Ample Bassには、アンプシミュレーターが搭載されています。アンプヘッド3種類、キャビネット4種類、マイク4種類の中からお好きなものを選んで組み合わせが可能です。
アンプは以下の三種類です。Ampegの代表的なモデルが入っていて嬉しいですね!
Vintage15 (Ampeg B15R)
Bass 500 (Ampeg BA500)
Bass PRO (Ampeg SVT4)
キャビネットは以下の4種類用意されています。
1×15
2×10
4×10
8×10
※他メーカーのアンプシミュレーターを用いる場合は、AMP on/offスイッチで行います。
AMPLE BASS J IIIの使い方、レビューのまとめ
DAW初心者でも使いやすい、AMPLE SOUNDのベースシリーズ。感覚的に使えて非常に便利です。アーティキュレーションも豊富で音もリアル。その上、アンプシミュレーターも内蔵しています。とってもコスパに優れたベース音源だと思います。
年末セールでお求めやすくなったりするので、気になる方は是非手に入れてみてください。
当ブログでベース音源の比較記事もありますので、こちらもあわせてお読みくださいませ。
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