べあーずのまったりトーク、ドラム音源にまつわる、あれやこれ❣

べあーずのまったりトーク、ドラム音源にまつわる、あれやこれ - アイキャッチ DTM
るきべあさん
るきべあさん

生ドラム音源って実際、必要だと思う⁉

え❣ だってほとんどの曲はドラムがあるし、必要なんじゃないの❓

まほべあさん
まほべあさん
るきべあさん
るきべあさん

実は作る音楽によっては、必要じゃないケースもあると思うよ。

DTMをやり始めたら、DAWに内臓のドラム音源では役不足で、専用プラグインが必要になると思ってたわ。

まほべあさん
まほべあさん

生ドラム音源は必ずしも必要ではありません。
このトークでは、必要ではないケースを掘り下げることによって、必要かそうでないかを一緒に考えてみましょう。

べあーず まったりしていってね!

ジャンルによっては生ドラム音源は必要ないかも?

るきべあさん
るきべあさん

ジャンルによっては生ドラム音源は使わないよね❓

クラシックピアノやクラシックギターの独奏には使わないわ

まほべあさん
まほべあさん
るきべあさん
るきべあさん

もちろん、それもそうだけど、テクノやハウスを代表とする、エレクトリックな音楽は、ドラムマシン(リズムマシン)を使うことが多いね。

そうだった❣ 私の大好きな808もドラムマシンだから、生ドラムとは違うわね。

まほべあさん
まほべあさん

J-PopやJ-Rockでは、メンバーにドラマーがいなかったりする場合、生ドラム音源が使われることがあります。また、たとえドラマーがいても、ドラム録音時の打点を記録して、音源に差し替えたり、レイヤーする場合もあります。これをトリガーと言います。

最終的にバンドで生録音する場合に、雰囲気をつかむために、なるべくリアルなドラム音源で、デモを作成する場合もあると思います。

しかし、海外のポップスでは、生ドラムは使われないことも多いです。
歴史的には、フィル・コリンズが1985年にリリースした曲、「ワン・モア・ナイト」では生ドラムではなく、ドラムマシンのRolland TR-808が使われています。

フィル・コリンズはバンド、ジェネシス時代はドラマーでしたが、ソロになると生ドラムに固執しなかったというのはオドロキですね。

また、1990年のマドンナの「ヴォーグ」ではTR-909が使われていました。

るきべあさん
るきべあさん

この2曲を見るとポップスのど真ん中でも、堂々とドラムマシンが取り入れられてるね。

ドラムマシンはダンス系の音楽と、とっても相性がいいわね。

まほべあさん
まほべあさん
るきべあさん
るきべあさん

808はHip hopに、909はハウスに使われることが多いよ。

DAWに専用の生ドラム音源も、後から足せる?

私は曲によってスタイルを変えたいから、生ドラムを使う曲も、ドラムマシンの曲もあると思うわ。

まほべあさん
まほべあさん
るきべあさん
るきべあさん

最近はDAWに内臓の生ドラム音源も質がいいから、まずは自分のDAWの生ドラム音をしっかりと試すのもいいと思うよ。

最近のDAWは本当に音質の優れた音源を内蔵しています。Pack(パック)と呼ばれる音源が最初から入っているケースが多いですが、追加のパック(もしくはライブラリ)を無料でダウンロードできたり、有償でも安く提供されていたりします。

FL StudioはEDMアーティストに使用者が多く、ダンス向けと思われがちなDAWですが、追加のパックには生ドラム系もたくさんあります。

Image Line FL Studio - Sounds

Ableton LiveもDJ系アーティストに使用者が多いDAWですが、追加のPackに生ドラム系がたくさんあります。

Ableton - Packs

Logic Pro Xも、そのサウンドライブラリから、ドラムキットをダウンロードすることが可能です。Logicのワンショットやループ素材も、とても実用的でクオリティが高いです。

ワンショットサンプルやループ素材を使う手法

エレクトリック系のアーティストがよく使うDAWにも、生ドラム音源があるのね。それらの音源ってどうやって使うものなの❓

まほべあさん
まほべあさん
るきべあさん
るきべあさん

プラグインのようにインターフェースがあるわけではなくて、ほとんどがワンショットのサンプルや、ループ素材になるんだ。

私の好きなトロピカルハウスは、とってもアコースティックなパーカッションと、電子なドラムが絶妙に組み合わせられてるけど、あんなこともできるの❓

まほべあさん
まほべあさん
るきべあさん
るきべあさん

もちろんできるよ。サンプラーに入れて、MIDIで入力する方法と、タイムラインに直接、波形を張り付ける方法があるよ。

ほとんどのDAWにはサンプラー機能があると思います。
そのサンプラーを使って、自分の選んだワンショットサンプルを集めて、オリジナルのドラムセットを作ることが可能です。その場合、入力はピアノロールを用いて、MIDIデータとして入力することになります。

また、波形を直接タイムラインに貼って、編集することもできます。たまにしか鳴らさない、シンバル系は直接タイムラインに貼る方がやりやすいですね。4つ打ちのキックもその方がいいかもしれません。自分のワークフローに合わせて、ベストな方法を見つけると良いでしょう。

ループ素材の場合は、BPMが想定されている場合がほとんどで、ファイル名に2~3桁の数字が添えられている場合が多いです。その場合、作っている曲のBPMと同じものを選ぶか、近いものを選んで、DAWのストレッチ機能を使うことになります。

ゴーストノートの多いスネアや、細かいストロークのハットは、ループ素材の方がニュアンスが出しやすいと思います。SpliceLoopCloudといった、サンプルのサブスクリプションサービスもありますので、そういうサービスを利用するのも良いと思います。

打ち込みドラムに関するトークのまとめ

スッキリしてきたわ。生ドラム音源って絶対必要なものだと思い込んでたの。

まほべあさん
まほべあさん
るきべあさん
るきべあさん

海外ではあまり使われないみたいだね。スタジオで生ドラムをレコーディングしてくるか、ドラムマシンにするかの両極端で、生ドラム音源のプラグインを使用というケースは、少ないみたい。

じゃあ、電子ドラムのプラグインもいろいろあるんでしょ⁉ それも知りたいわ❣

まほべあさん
まほべあさん
るきべあさん
るきべあさん

ギクっ!
実はそうなんだ。以前の記事でドラム音源を生ドラムに絞ったのは、分けて考えた方が、選ぶ時に頭の中が整理しやすいと思ったからだよ。

ドラムマシンの記事でも、おすすめをまったり紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください。

まったりしていただけましたか?

べあーず ありがとうございました。

ドラムマシン音源と生ドラム音源の記事も是非ご覧ください。

コメント

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